テキスト入力をしていると、何度も同じ固有名詞やフレーズを使ったり、住所、URL、英文など、覚えるのが面倒な文字列を、繰り返し貼り付ける作業が頻回にあります。
そんな時、いちいちメモしたり、検索するのは面倒なので、クリップボード履歴ソフト『Clibor』を使うと便利です。

このソフトウェアは地道に更新を続けておられますので、非常におすすめです。
作者のサイトでも使い方が詳しく紹介されています。
これはブラウザの仕様で、クリップボードからの転送を禁止しているみたいです。
WEB制作などで、クリップボード機能を頻繁に使用される方は、下記の無料ソフトウェアを試すことをおすすめします。
ただ、使いこなすのに、それ相応の知識が要るので、中上級者向けと思います。
Cliborのように分かりやすい編集画面はなく、自分でテキストエディタから設定データを手動で編集する様式なので。
Clipboard History
Cliborの概要
Cliborの機能は二種類あります。
クリップボードの履歴を残す
履歴から過去にコピーした語句を検索したり、定型文への登録が可能です。
定型文を登録する
よく使う定型文や語句、URLなどをグループ別に登録します。
クリップボード履歴の画面。
コピーや切り取りした語句がもれなく記録されます。左側の数字、もしくはアルファベットをクリックすると、瞬時に入力されます。
定型文の登録。覚えにくい外来語や専門用語、URLなどを登録しておくと便利です。
Cliborの使い方
インストールはポータブルでもOK。分かりやすい場所にプログラム専用のフォルダを作成し、実行ファイルをクリックします。
初回の起動ではタスクトレイにアイコンが格納されるので、アイコン上で右クリックしてメニューを呼び出します。
設定画面。初心者にはデフォルトのままで十分便利です。
『ホットキー』『スタートアップへの登録』『定型文』(ファイルの保存場所)の設定をお忘れなく。
その他のクリップボード拡張
後出のソフトウェアです。
こちらもグループ登録ができて、最大1万件の保存が可能。
さらに複雑かつ高度な機能をお求めの方に。
海外のソフトウェアですが、業務用メールで大量のコピペが必要な方には便利かも。