休止状態 Hibernate を有効化する
Windows10をいじっていると、突然、電源オプションの「休止状態(Hibernate)」が消えることがあります。
コマンドプロンプトを管理者実行することで簡単に復元できるので、試してみて下さい。

有効化の手順
- Windowsキー + X でメニューを呼び出す。
- コマンドプロンプト(管理者)を起動。
- powercfg /hibernate on と手入力
- パソコンを再起動する
(1) Windowsキー + X でメニューを呼び出す。
2) コマンドプロンプト(管理者)を起動
3) hibernateのコマンドを入力(手入力を推奨)
無効化 powercfg /hibernate off
読み方
パワー シーエフジー 半角スペース スラッシュ ハイバーネイト オン(オフ)
4) PCを再起動する
PCを再起動すれば、電源オプションに「休止状態」の項目が戻ってきます。
戻って来ない場合は、最初からやり直して下さい。
コマンドプロンプトが正常に動作しない場合
『管理者』として実行していますか?
私は最初、普通にコマンドプロントを立ち上げて、エラー続出で「なぜ ?!」とうろたえていました。
コマンドプロンプトを実行するには、Windowsメニューのコマンドプロント(管理者)から起動しなければなりません。
スラッシュの前に半角スペースを入れてますか?
コマンドの入力は正確に。
スラッシュの前に『半角スペース』が入ります。
powercfg/hibernate on ではなく powercfg /hibernate on です。 (半角スペース スラッシュ)
私は最初、びちびちに入力して、エラーを連発しました。
こんな簡単な作業を10回もやり直した自分が憎い。
上記のページではレジストリを編集する方法も紹介されていますが、コマンドプロンプト(管理者)を実行するのが一番簡単です。
Windows7風スタートメニュー『Classci Shell』を使う
コマンドプロンプトをいじるのが怖い……というあなたにおすすめなのが、一世風靡した Windows7風 スタートメニュー復活ソフトウェア『Classic Shell』。
通称、『貝』です。
Windows8のアップグレードで、一方的にメトロUIを押しつけられ、阿鼻叫喚のパニックに陥ったインターネット老人会の為に、急きょ開発された、フリーソフトウェアです。
あれから改良に改良を重ね、Windows10では、スタートメニューもだいぶマシになったようですが、それでもWindows7のクラシックメニューの使い心地が忘れられないユーザーには手放せない逸品です。
アップグレードの度にプログラムの修正が大変な為、2017年12月をもって開発が終了しましたが、一般的なPC環境なら、Windows10の最新版でも問題なく使えます。
『Classic Shell』で休止状態を呼び出す
『貝』をインストールしたら、アイコンの上で右クリックして、設定画面を呼び出します。
メインメニュー → 『ハイブリッドシャットダウンを有効にする』 にチェックを入れると、『貝』のメニューに休止の項目が出てきます。
出てこない場合は、コントロールパネル → 電源オプションと進み、『詳細な電源設定の変更』から休止状態を設定する方法もあります。
貝の好ましい点は、コントロールパネルの項目が一発で呼び出せる点ですね。
私もいまだに『貝』を使っています。
『ID Manager』『NextFTP』『ゆなカラーピッカー』『Jtrim』も、Windows10最新版でも問題なく使えますよ。
『NextFTP』も完全に開発が止まっていますが、私が初めて購入したシェアウェアです。
日本語化ファイルも問題なく使えています。こちらのサイトにインストラクションもありますので、興味のある方は、ぜひ。

ついで言うと、『EmEditor』は、1999年頃、パソコン雑誌のCD付録に無料の試用版として収録されていた頃から使っています。
現在の値段(21600円)になる前に永久ライセンスを購入しているので(2010年)、当時でも4500円ぐらいだった記憶が……。
ソフトウェアに関しては、うっかり衝動買いをして、後悔することが多い中、EmEditorだけはいい買い物したなーと、自分を褒めてあげたいくらい。
ちなみにアイコンはアニメーション効果があって、マウスカーソルを重ねると、きらっと光る仕様( *´艸`)
さすがにWindows95風のスタートボタンは、Windows10の世界観にマッチしなくなりましたね(´。`)
ついでに、顔文字も \(^O^)/