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僕の居場所 ~僕は淋しい野良猫~

僕は淋しい野良猫で、帰る場所を探している。 いつでも、どこからでも、帰って行ける場所だ。 夕べ、犬に言われたよ。 「犬はどこででも眠ることができる。自由を愛しているからさ」 だけど帰る場所のない自由なんて、ただ浮いてるだけだ。 もし君が死んだら、君には泣いてくれる人がいるの? 次の日、交差点で、車に […]

真珠と努力とライフワーク

真珠の核にあるのは、棘だか砂だかの小さな異物。 痛い、苦しいと泣きながら、じっと抱えているうちに、 綺麗な珠になりました――。 愛でも、閃きでも、何ものにも顧みられることなく、 じっと胸に抱き続けることは苦しいものだ。 ダイヤの原石か、ただの石ころか分からぬものを、 ひたすら自分の中で磨き続けること […]

進まぬ復興と創造的な生き方 ~自分を恥じないこと

多くの人は、「今の自分が好きになれない」と悩んでいるものです。好きになれない原因は、「理想通りにならない」「欲しいものが手に入らない」「周りと比べて劣っている」といった不満や不安が根底にあります。それが、つのりつのって、怒りに移り変わると、やがて激しいルサンチマン(怨念)となり、自分も周りも苦しめる […]

映画『ベン・ハー』~聖書とキリスト教の物語~

大きな十字架を背負い、刑場へと向かうナザレの人を見て、ベン・ハーは叫びます。「この人は、僕に水と生きる力をくれた人だ。この人が一体何をしたというのだ?!」「この方は、人類のあらゆる苦痛を一身に背負うために、この世に生を受けられたのだ。ご覧、あの十字架に、人間のあらゆる罪が重くのしかかっているようではないか。これは終わりではない。始まりだ。いずれ、世界中の人々がこの方に付き従って行くだろう」

神は言葉なり 真理が世界を支配する『ザ・ウォーカー』

人間の本性が善でなければ――あるいは、欺瞞よりは誠実を、混沌よりは秩序を、尊ぶものではないとするなら、聖書もこれほど人と深く結びついたりしない。パウロが何を言い聞かせても、社会の隅々まで行き渡っても、一時のブームで過ぎ去り、イエスの言葉などとおの昔に忘れ去られていただろう。

嫉妬と競争心 人間としての誇りはどこへ?

人間にとって一番大事なものは何かと問われたら、「誇り」と答えます。 英語で言えば、Pride ですが、高慢や勝ち気を意味するのではなく、人間としての矜持を表します。 矜持というのは、自分の行動の指針となるものです。 「盗め」「騙せ」と命じられても、人間としての矜持があればやらないし、逆に、誰に命じら […]

民意か、自己表現か:公共の芸術としての建築

『安藤忠雄の連戦連敗』でも書いているように、建築は公共性の強い芸術であり、絵や音楽と違って、自分の好きなように作ればいい……というものではありません。一つ一つに巨額の建設費や維持費がかかりますし、一度作ってしまったものは、そう簡単に修正したり、取り壊せないからです。 本作では、デフォルメされたキャラ […]

庶民を顧みない開発会議と政治の現実 ~社会の分断と公人の無関心

グローバリズムの掛け声とは裏腹に、これから世界はますます分断し、互いに相容れない階層 VS 階層の闘いになっていくだろうと思います。人種や民族間の対立もそうですが、その中でさらに上・中・下と分かれ、縦横に複雑化していくのが未来の社会であろうと。あるいは、上・中・下の階層の方が、人種間、民族間の対立よ […]

新しい価値観を受け入れることが人生を変える

誰もが得意そうで、まったく理解してないこと。それは「自信をもつ」という事ではないでしょうか。 とりわけ若いうちは不安で、訳が分からない、こうしろと言われても、即座に理解できず、ぐずぐず迷っている人が大半だと思います。 本作の主人公であるヴァルターも、真面目で、人並み外れた行動力がある以外は、ごくごく […]

海洋科学と子供の未来 ~知的好奇心と勇気こそが社会の糧

科学者がノーベル賞を取ると、国を挙げてお祝いしますが、受賞は受賞、これまで積み重ねた結果に過ぎません。 次代の研究は既に始まっていて、鍵を握っているのは子供たちです。 子供らしい「なぜだろう」「こうしたい」が極まって、新たな発見や発明の手がかりとなるのです。 この場面は、仕事でもプライベートでも暗礁 […]

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