自分の立ち位置で務めを果たす

自分の立ち位置で務めを果たす

君は逆立ちしても『普通の娘』にはなれないよ。

生まれも育ちも、そこいらの女の子とは違う。

たとえ量販店の服を着て、港町のスタンドバーでビールを飲んでも、君が普通でないのは誰の目にも分かる。

俺の母もそうだった。運河沿いの小さな家で暮らしていても、他とはどこか違ってた。

でも、それでいいんだよ。君には君の生き方があって、ポジションがある。

皆と同じ平原に降りてこなくても、君の立ち位置から務めを果たせばいい。

そして、俺もその方がきっと好きだよ。

海洋小説『曙光』 MORGENROOD (上) のボツ原稿

引用元

Amazon Kindle 電子書籍

sanmarie*comに掲載していた【「親 死んでほしい」「親 殺したい」で検索する人が多いので】の電子書籍です。心理学者・河合隼雄の名著『家族関係を考える』で紹介された『内面的な親殺し』と、父親殺しを描いたギリシャ悲劇『オイディプス』の物語をベースに、なぜ「親 死ね」「親 殺したい」といった感情が芽生えるのか、乗り越えるには何が必要か、分かりやすく解説しています。
作品詳細と冒頭部の無料サンプルはこちら。https://novella.one/oya-book

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