仕事と人生

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『犬』として扱われること ~本当にお前が社長の飼い犬ならば

理事長のアル・マクダエルに見出され、採鉱プラットフォームに来たものの、出会った時から「犬」呼ばわりされ、自分でも強く言い返せないことがコンプレックスになっている。 ミッションを前に、屋上で、先輩格のマードック、フーリエとビール缶片手に語り合う場面。(これは完成稿から削除しています) 「俺も毎日とりと […]

一度、お前のことを潰したいんじゃないかな、良い意味で

「理事長の真意は僕には分からないけどね。あの人は、一度、お前のことを潰したいんじゃないかな、良い意味で」 「俺を潰す、って?」 「そうそう。お前、ちょっと自分の考えに凝り固まってるところがあるだろ? それを平らに潰して、もう一度、鍛え直すんだよ」 「銑鉄じゃあるまいし、なんで俺がタヌキの思い通りに改 […]

社長の横でニッコリ笑うだけ? ~笑いながらも学ぶべきことはある

※ 専務室でMIGの事業を学ぶリズに対して 「あまりに広範で、今は事業所の名前と事業内容と資本家計を把握するのが精一杯です。これほど大きな組織を父と伯母の二人で切り盛りしているのが不思議なくらい……」 「一から十まで手綱を取って指示しているわけではありません。エンタープライズ社がいい例でしょう。ここ […]

その時、父さんは何をしていたの? 父から息子に伝えたいこと

海上都市のプランが潰された時、お父さんはどこで何をしていたの? と聞かれた時、皆でビールを呑みながら文句を言ってただけだ、と、胸を張って答えられるか?  俺の父親は、洪水の夜、堤防を守りに自分の持ち場に戻った。 その為に命を落として、俺と母親の人生も全然違ったものになってしまったが、それでもその事が […]

建築の理想と現実――あるいは自分との闘い 安藤忠雄『連戦連敗』より

理想主義とはかけ離れた、非常にドロドロとした現実的な闘いですが、建築とは本来、社会を相手にしなければならない、きわめて泥臭い部分を内包する仕事です。画家や彫刻家といった芸術家と違い、一人で仕事を完遂し得ないのです。そして、常に、クライアントと施工者という他者を介してしか実現し得ない仕事でもある。さまざまなしがらみの中での闘いなのです。

コンペで勝てなくてもアイディアは残る 安藤忠雄の『連戦連敗』より

コンペで勝てなくてもアイデアは残る。実際コンペのときに発見した新たなコンセプトが、その後に別なかたちで立ち上がることもある。 そもそも、実現する当てもないプロジェクトを常日頃から抱え、スタディをくり返し、自分なりの建築を日々模索していくのが建築家だろう。

アイデンティティと自信喪失の時代 『ペレ 伝説の誕生』

現代というのはつくづく自信喪失の時代と思わずにいない。国をあげてワールドカップに熱狂するのも、単なるサッカー好きではなく、連帯の中に自己の帰属や基盤を再確認するからだろう。それはグローバル化が進み、フラットな世界に変じる未来も変わることはないと思う。

新しい価値観を受け入れることが人生を変える

誰もが得意そうで、まったく理解してないこと。それは「自信をもつ」という事ではないでしょうか。 とりわけ若いうちは不安で、訳が分からない、こうしろと言われても、即座に理解できず、ぐずぐず迷っている人が大半だと思います。 本作の主人公であるヴァルターも、真面目で、人並み外れた行動力がある以外は、ごくごく […]

デザインとは精神の具象 アイデアの対極は『無』

建築と社会とCivilizasion 人工島の海洋都市と社会の未来図にも書いていますが、この世に現れる、ありとあらゆる形には、その源泉となる”精神”があります。精神の中には、知識、センス、感性、経験なども含まれます。 スプーンでも、階段でも、車でも、キャンパスに形を描く時、デザイナーは、誰がどんな風 […]

自分を誇れるように ~存在理由などなくても、とりあえず生きてみる

コンプレックスの強い女の子の話を書くのは面白いです。面白いといっても、ギャハハの面白さではなく、現し身みたいなものです。とりわけ今は『盛る』のが主流ですから、盛るに盛れない、コンプレックスの塊みたいな女の子について書くのが一番嘘がないような気がするんですよ。読んでてホッとするでしょうしね。 この場面 […]

真珠と努力とライフワーク

真珠の核にあるのは、棘だか砂だかの小さな異物。 痛い、苦しいと泣きながら、じっと抱えているうちに、 綺麗な珠になりました――。 愛でも、閃きでも、何ものにも顧みられることなく、 じっと胸に抱き続けることは苦しいものだ。 ダイヤの原石か、ただの石ころか分からぬものを、 ひたすら自分の中で磨き続けること […]

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