技術と産業

1/2ページ

土木は国家の礎 宮崎学の『談合文化』日本を支えてきたもの

昨今、よくいわれている「モラルの低下」というものだ。それは単に従事者の人間性の問題ではなく、突き詰めれば、『自尊心』にかかわることである。自分がモノみたいに扱われて、どうしてモチベーションが上がるだろう。世間から見下され、金銭的にも、社会的にも、何も得るものがないと思えば、意欲も削がれるし、責任感もなくなる。人間が一本のボトルを締めるのは、「ルールで決まっているから」ではなく、「そこに誇りを感じるから」だ。

鉱業問題が手軽に分かる『コルタン狂想曲』と『ブラッド・ダイヤモンド』

鉱業問題の根の深さについて考えたことがありますか? 日本ではもっぱら原子力発電や代替エネルギーの問題が取り沙汰され、金属資源がクローズアップされることは少ないですが、こちらも同じくらい深刻であり、方々に歴史的悲劇を引き起こしている要因でもあります。 日本の金属資源に関しては、JOGMEC 独立行政法 […]

必要は成功の母

今でこそ外出先でスマホで音楽を聴くなど当たり前だが、レコード世代にとって、「いかに音楽を持ち出すか」は重要な問題だった。 何せ、プレイヤーは家の中にしかない。 どこかに出掛ければ、その間は聞きたい音楽も聞けず、頭の中でメロディを繰り返すのが精一杯。 それは時に退屈で、飢餓的ですらあった。 ゆえに音楽 […]

自動翻訳と訳意と語学力

どんな言語も100%正確に翻訳することはできない。 そこには必ず訳者の意図が存在するし、一言違えば、まったくニュアンスも異なるものだ。 たとえば、『風と共に去りぬ』の有名な一節、Tomorrow is another day. 直訳すれば、「明日は別の日」だが、こんな愚かな翻訳をする訳者は一人として […]

二つの海洋都市と庶民の不安 全ての人に分かりやすく

どんな素晴らしいコンセプトも、大勢に伝わらなければ意味がありません。創作する側は、得てして自分の価値観に囚われがちですが、時には、分からない側の視点から、それでいいのか、欠けているものは何か、見つめ直すことも大切です。 ここでは『パラディオン』という巨大海上施設の建設に不安を感じる大多数と、それを推 […]

今異議を唱えるか、永久に口をつぐむか 苗木の死は森の死

社会が正常に機能して、発展するには、二つの要素が不可欠です。一つは、不正の指摘が許されること。もう一つは、大衆に不正を不正と感じる規範があることです。不正を指摘しただけで投獄されるような社会では、到底、自由公正はのぞめませんし、大衆に不正を不正と感じる規範がなければ、政治も経済もまともに機能しません […]

生きる海は一つ 対立を超えて共存共栄の未来へ

どこの世界も手厚く保護されるグループと、何でも後回しにされて取り残されるグループがあります。公的支援は公平が建前とはいえ、将来性のある方が優先され、すでに頭打ちが目に見えている方は十分な支援も受けられず、いっそう衰退する定めにあります。それが自然競争であり、淘汰といえばその通りかもしれませんが、人が […]

庶民を顧みない開発会議と政治の現実 ~社会の分断と公人の無関心

グローバリズムの掛け声とは裏腹に、これから世界はますます分断し、互いに相容れない階層 VS 階層の闘いになっていくだろうと思います。人種や民族間の対立もそうですが、その中でさらに上・中・下と分かれ、縦横に複雑化していくのが未来の社会であろうと。あるいは、上・中・下の階層の方が、人種間、民族間の対立よ […]

理念のフレームワーク デザインの基礎と社会への思いやり

混沌とする社会情勢において、人々が求めるのは、心から共感できる指針です。シンプルで、親しみやすく、なおかつ希望のもてるスローガン。オリンピックや企業でも「こうありたい」という標語が掲げられますが、それは決してお飾りの理想ではなく、人々が一丸となって、大きな目標を達成する為の掛け声であり、戒めです。何 […]

科学の良心と自然への敬意 公聴会と宇宙開発

開発か、自然保護かは、世界的な問題です。何でも保護を唱えて、自然を優先にすれば、産業も発展しないし、文明社会の恩恵もありません。 かといって、どこもかしこも伐採し、埋め立てれば、生態系もあっという間に破壊され、それは回り回って、人間の健康を脅かすようになります。 何をもって保護の対象とし、どこからを […]

海洋科学と子供の未来 ~知的好奇心と勇気こそが社会の糧

科学者がノーベル賞を取ると、国を挙げてお祝いしますが、受賞は受賞、これまで積み重ねた結果に過ぎません。 次代の研究は既に始まっていて、鍵を握っているのは子供たちです。 子供らしい「なぜだろう」「こうしたい」が極まって、新たな発見や発明の手がかりとなるのです。 この場面は、仕事でもプライベートでも暗礁 […]

Top