歴史ドラマ

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神を嗤うなかれ ショーン・コネリーの傑作『薔薇の名前』

ゴシックホラーの異色作。高邁な修道僧ショーン・コネリーと若きクリスチャン・スレーターが厳格な修道院で起きる連続殺人事件に挑む。殺害の理由には中世キリスト教における『笑い』が秘められていた。なぜ僧は笑いを禁じられたのか、笑いと神にどんな関係があるのか、映画のスクリーンショットを交えて解説するレビュー。

暴力かSMか・共存する愛と支配 映画『愛の嵐』

半裸の少女がナチス将校の衣装をまとい、両手で胸元を隠して、マレーネ・ディートリッヒの曲を儚げに歌う場面で有名。将校マクシミリアンと囚人のルチアは、戦後、見知らぬ他人として再会するが、再び激しく求め合う。『私は第三帝国に仕えたことを誇りに思う。再び生まれても同じことをするだろう』『僕はあえてドブネズミの人生を選んだんだ。夜、働くのには訳がある。光だよ。私には光が眩しいんだ』の台詞が印象的。

目と目で見交わす名画の愛 カーク・ダグラスの映画『スパルタカス』

カーク・ダグラスって、見れば見るほどマイケル・ダグラスに似てる。 って、ちゃうちゃう。マイケル・ダグラスがカーク・ダグラスに似てるんだよ(←カーク・ダグラスの息子)。 そんなカーク・ダグラス主演の映画『スパルタカス』と言えば、共和制ローマ期に起きた「第三次奴隷戦争」を題材にした古典的名画。剣闘士(グ […]

英国王室が分かる3部作「エリザベス」「ゴールデン・エイジ」「ブーリン家の姉妹」&「クイーン」

現代女性にも通じる映画『エリザベス』の魅力は、若干25歳で戴冠した乙女の苦悩をケイト・ブランシェットが知的かつ繊細に演じている点だ。老獪な政治家相手に自らの理想を説き、政策決定する彼女のプレッシャーは、重役会議に臨むキャリアウーマンそのもの。ブレイク前のダニエル・クレイグが暗殺僧侶で登場するのも興味深い。

映画『シンドラーのリスト』とアウシュビッツ収容所

久しぶりに映画『シンドラーのリスト』を見た。 こちらのTVP1というチャンネルで放送していたのだが、何度見ても言葉を失う映画だと思う。 ちなみにアメリカでは『シンドラーのリスト』だけが唯一、CMなしのノーカットでTV放送されるらしい。 我が家はクラクフにアクセスしやすいこともあって、人が訪れる度に「 […]

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