海と生命

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存在理由と深海の生き物

なぜ 人間だけが 自分は無意味などと思うのだろう 深い海の底を覗けば 何のために生きているのか分からないような 生物がごまんといる 誰に知られることなく 息づいているような生き物が その一つ一つが 何のために生きているのかと疑いだせば 生命(いのち)なんて この世からすべて死に絶えてしまうだろう 噴 […]

海を想う人の心が美しいのだ

海岸に打ち付ける波の一つ一つにも生命の営みがある。 波は微生物や細かな堆積物を運び、海岸の地形や地質を少しずつ変えてゆく。 それは時に人間社会に不便をもたらすが、こうした変化があればこそ、自然のシステムは生き続けることができる。たとえ生きて行く為に漁が必要だとしても、乱獲は巡り巡って人間そのものを滅 […]

クラゲ

クラゲは死ぬと 黄色い月に生まれ変わるらしい 二十八夜ごとに 一匹ずつ 新しい生命をもらって 海の底から立ち昇るそうだ 海の底から立ち上がるそうだ クラゲは死ぬと、黄色い月に生まれ変わるらしい だけど  そこにも  ちゃんと一生があって 新たに生まれた月も 十五夜を過ぎれば欠け始め 二十七夜には回帰 […]

La Mer ~世界は変わる。 変わると信じた人間が 変えるのだ

心の海が凪いでいる 目の前は 未だ黒い雲が垂れ込め 水面には陽も射さないけれど それを見つめる眼は 不思議なほど穏やか まるで心の海を映し出すように 風は荒ぶり 波は切り立つ それでも彼は水際に立ち 一人静かにつぶやくのだ 「世界中で この海を生かせるのは 私しかいない」 心の海が凪いでいる 目の前 […]

科学の良心と自然への敬意 公聴会と宇宙開発

開発か、自然保護かは、世界的な問題です。何でも保護を唱えて、自然を優先にすれば、産業も発展しないし、文明社会の恩恵もありません。 かといって、どこもかしこも伐採し、埋め立てれば、生態系もあっという間に破壊され、それは回り回って、人間の健康を脅かすようになります。 何をもって保護の対象とし、どこからを […]

人間の存在理由と深海の生き物 宇宙の片隅の一期一会

私が『海』について書き始めた動機の一つは、この詩です。 『存在理由と深海の生き物』 書いたのは2000年頃ですが、1990年代、バブル崩壊から氷河期にかけて、にわかに『癒やし系』や『自分探し』がブームになり、それに反発する気持ちもあったでしょうか。「何ものかでありたい」という気持ちも分かるけれど、そ […]

権力に折れるか、科学の良心に従うか

「そんなデータを公にされたら、うちの立場が悪くなる。何とか改竄できんものかね」なんて話は、漫画でもなくドラマでもありません。企業でも、政界でも、データをゴニョゴニョする例は枚挙にいとまがないですから、いちいち表沙汰にならないだけで、水面下ではもっとたくさんあると思います。それが利益操作程度のものであ […]

深海調査の潜航開始 パイロットの矜持とメテオラ海丘

世界的にも、宇宙飛行士の暮らしや人柄、訓練内容などはよく伝えられますが、有人潜水艇のパイロットに関しては、ほとんど情報がないのは何故でしょうか。たとえば、NASAで活躍する日本人宇宙人飛行士の名前は誰もが知っていますが、JAMSTECの有人潜水艇『しんかい』のパイロットの名前はほとんど知られていませ […]

深海調査のオファーと資源探査の意義

なぜ深い海の底を調べるのでしょう。それも数千メートル隔てた暗黒の世界です。 私たちが『世界』として見ているのは、惑星表面を覆う地殻の、ほんの3割ほどでしかありません。 たとえば、ハワイのマウナケア山は、標高4205メートルですが、海底からの高さは10,203メートル、実体はエベレストよりも巨大な山で […]

海洋情報部と庶民の良心 情報行政とデータ共有を考える

世間には『サイレント・マジョリティ』と呼ばれる人々がいます。 ネットでも、現実社会でも、大きな声で主張するわけではないけれど、社会の諸問題を興味深く見つめ、倫理や条理を重んじて生きている層です。 声に出さないからといって、何も考えてないわけでもなければ、何とも思ってないわけでもありません。 ただ、周 […]

『海は誰のもの? 海を汚すのは誰?』 #質問の答え

https://flyingquestions.tumblr.com/post/163594769950/海は誰のもの-海を汚すのは誰 人は海に甘え過ぎ。 ビニール袋一つ捨てたって、世界は何も変わらないと思ってる。 海は広いから。 だけども、そういう考えの人が、十万、百万、千万……と集まって、ぽいぽ […]

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