自然と科学

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物理学者と詩人と占星術師 ・世界は異なる個性でバランスを保つ

満点の星空を見て感動した時、人間は大きく2種類に分かれると思う。 宇宙の謎を解き明かそうとする人と、神秘を詩や絵に描こうとする人。 私は後者の人間で、カール・セーガンの『コスモス Cosmos』や、NHKスペシャル『宇宙 未知への大紀行』なものに憧れもしたけれど、それを物理的に解明しようとは思わなか […]

宇宙の片隅の一期一会 ~その場に行けるのは一度きり

歯痒い思いをしてるのはステラマリスの科学者も同じだ。予算がなければ調査船も出ない。それでも皆、生涯のテーマと定めた研究に懸命に取り組んでいる。お目出度いかもしれないが、人間の情熱に優るものはない。明日の潜航はどうだ? 面白いものが見つかりそうか?」 「興味深いものはあっても、潜航の機会を生かせそうに […]

子孫は火星に行くだろう アリゾナ砂漠編

『砂漠』というと、♪ 月の沙漠を~ はるばると~ アラブの隊商とラクダを連想しがちだが、アリゾナで「desert(砂漠)」といえば、「不毛の地」「荒野」。 文字通り、草一本ない、生のままの大地を指す。 なぜ雑草すら存在しないのかといえば、とにかく乾燥しきって、猛暑だから。 連日、摂氏40度以上、ほと […]

地殻の割れ目と生の哲学 ~グランドキャニオン編

グランドキャニオンは私のバケットリストの一つで、今回、ようやく訪問が叶いました。 凄い所だろうとは想像していたけども、実物は想像以上。ファインダーには収められない美しさでした。 こういう深い峡谷を見ていると、地球というものが人間には計り知れない長いスパンで動き、呼吸し、刻一刻と姿を変えていることを実 […]

お金だけで人の心は動かせない ~NASA ケネディ・スペースセンター編

NASA ケネディ・スペースセンターは私の聖地の一つです。 宇宙に興味をもったきっかけは、子供の頃、田舎で見た満点の星空。都会っ子の私には、頭上いっぱいに星が瞬き、今にも星に手が届きそうなほどの夜空が恐ろしいほどでした。同時に、その美しさに見せられ、子供向けの宇宙図鑑や星座の早見表、その続きでギリシ […]

権力に折れるか、科学の良心に従うか

「そんなデータを公にされたら、うちの立場が悪くなる。何とか改竄できんものかね」なんて話は、漫画でもなくドラマでもありません。企業でも、政界でも、データをゴニョゴニョする例は枚挙にいとまがないですから、いちいち表沙汰にならないだけで、水面下ではもっとたくさんあると思います。それが利益操作程度のものであ […]

親は死んで子の血肉となる:鮭の産卵より

大海で成長した鮭が、故郷の川を目指して一斉に遡上し、川床に卵を産み付けた後、大量に死んでいく様は、壮絶でもあり、心動かされる風景でもあります。 普通は、産卵した後、子供が孵化するまで親が守り育て、自分で餌が取れるほど育ってから別れゆくものですが、鮭は産卵後、数日で命が尽きてしまいます。でも、親が死ん […]

生物冶金と新技術の意義 世界に可能性を知らしめる

人類の歴史は常に新技術と共にありました。原始的な石器に始まり、青銅、鉄、火薬、蒸気、電気、通信、原子力と、新しい技術が世に送り出される度に世界の構図も変わり、現代も百年前からは考えられないような情勢にあります。ある意味、技術というのは、富や権力にも勝るパワーであり、不可能が可能になる時、世界もその手 […]

海は生きとし生けるものの故郷 フランスと海洋科学

北は北海、南は地中海、風光明媚な海岸線をもつフランス国民にとって、海は芸術のテーマであり、憩いの場であり、食や交易など、様々な恵みをもたらす”偉大な母”だと思います。 欧州で『海』といえば、オランダの商船、スペインの無敵艦隊、イギリスの王立海軍やキャプテン・ドレイクなど、他国のイメージの方が強くて、 […]

宇宙の美しさは『ぎゃーとるず』=かまやつひろしに教わった

子供の頃、土曜の夜のスケジュールは下記のように固定されていた。 午後6時半 = タイムボカン ヤッターマン 午後7時 = 仮面ライダー(人造人間キカイダー) 午後7時半 = キューティーハニー まんが日本むかし話  午後八時 = 八時だよ、全員集合 午後九時 = Gメン75(アイフル大作戦、バーディ […]

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