親子関係

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「親 死んでほしい」「親 殺したい」で検索する人が多いので 電子書籍版

河合隼雄の名著『家族関係を考える』とギリシャ悲劇『オイディプス』をベースに精神的な親殺しと子どもの自立について綴る電子書籍の案内。反抗期の子どもの内側で何が起きているのか、なぜ心の中で親殺しを達成しなければならないのか、「自立(親離れ)は罪ではない」という観点から、物理的・精神的に距離をおく意義を考察。子どもと親、二つの視点から克服の道を探ります。

ウミガメ ~親の愛と子供の人生

実際、砂利浜で語り合った後、二人は夜の帳が降りた海岸を寄り添って歩き、時々、立ち止まっては、一つ、二つ、瞬き始めた星を数えた。 あの夜はなぜかしら月が美しく、ふと遠い南の島で目にしたウミガメの産卵を思い出し、その様子をリズに話した。  「満月がね、母親みたいに見守る中を、ウミガメの赤ちゃんが次々に卵 […]

その時、父さんは何をしていたの? 父から息子に伝えたいこと

海上都市のプランが潰された時、お父さんはどこで何をしていたの? と聞かれた時、皆でビールを呑みながら文句を言ってただけだ、と、胸を張って答えられるか?  俺の父親は、洪水の夜、堤防を守りに自分の持ち場に戻った。 その為に命を落として、俺と母親の人生も全然違ったものになってしまったが、それでもその事が […]

きょうだいは平等に愛せるか 『北斗の拳』アサム王と三兄弟のエピソードより

親の目には平等でも、きょうだい間には歴然とした上下関係があるものです。 弟より兄、妹よりは姉の方が一日の長がありますし、周りにも重く見られたいのが人間の性分です。 そのように兄(姉)として頼られ、『格』を尊重されるからこそ、弟(妹)を慈しむことができるのです。

本当の『鬼畜』は誰? 松本清張の描く「子捨て」と「子殺し」

愛人と生活費で揉めた宗吉は三人の子どもを押しつけられ、妻・お梅の怒りを買う。途方にくれた宗吉は子どもを捨てることを思い付く。緒形拳、岩下志麻、小川真由美の鬼気迫る演技が胸を打つ野村芳太郎監督の名作。我が子に手をかけた宗吉とお梅も人面獣心の鬼畜かもしれないが、幼い三人の子どもを置き去りにした愛人・菊代はどうなのか。松本清張の小説の抜粋も掲載。

親は死んで子の血肉となる:鮭の産卵より

大海で成長した鮭が、故郷の川を目指して一斉に遡上し、川床に卵を産み付けた後、大量に死んでいく様は、壮絶でもあり、心動かされる風景でもあります。 普通は、産卵した後、子供が孵化するまで親が守り育て、自分で餌が取れるほど育ってから別れゆくものですが、鮭は産卵後、数日で命が尽きてしまいます。でも、親が死ん […]

『子供と大人の境界線はどこですか』 #『質問』の答え

それは親を一人の人間として赦せた時です。 『子供』の目には、親はどこまで行っても『親』でしかありません。 だけども、心が成長して、子供と大人の境界を越えると、親を一人の人間として理解し、受け止められるようになります。 ああ、この人も、弱さ、脆さをもった、一人の人間なんだな、と。

水中無人機の訓練と嵐の夜 父はなくとも日は昇る

水中技術も進歩したとはいえ、人間がそうそう潜って、海底地形を確かめたり、機械の調子を調整するようなことはできません。 人間にとって、深海というのは、到底生存不可能な世界です。 むしろ宇宙空間の方が長く滞在できるのが不思議なくらいです。 そこで重視されるのが水中無人機。 映画『タイタニック』の沈没船調 […]

大洪水と心的外傷 繰り返される悪夢と父への疑念

Product Notesにも書いていますが、突然の不幸によって受けた心の傷は人によって様々です。 周囲に支えられ、たくましく立ち直る人がある一方、どうやってもどん底から抜け出せない人もあります。 目に見える被害が大きいから大変、小さいから大したことない、というのは間違いで、感じ方も、回復のプロセス […]

これが生だったのか 生きる悦びと自己肯定

人間がこの世で生きていく上で、一番辛く感じるのは『劣等感』ではないでしょうか。 周りを見回せば、社会的にも、能力的にも、自分より優れた人はたくさんいますし、容姿、財産、住まい、肩書き、アップロードした写真や「いいね」の数まで、比較すればきりがありません。 それは時に妬みや絶望となって心を蝕み、本来、 […]

愛する人の死と共に生きる

世の中で一番辛いのは愛する人を亡くすことです。 病気ももちろんそうですが、災害、事故、突然血管が破裂するような急性疾患など、思いもよらぬ形で失えば、いつまでも納得がいかず、時に、怒り、恨み、失望し、常人には理解できないような心理状態に陥るのが当たり前でしょう。 私たちはこうした悲しみに直面した時、『 […]

だるまどん(父)の優しさ 絵本『だるまちゃんとてんぐちゃん』

世に絵本は数あれど、孫の代、いや世の末まで読み継ぎたい名作中の名作といえば『ぐりとぐら』、そしてこの『だるまちゃんとてんぐちゃん』でありましょう。 ストーリーはごくごく単純。 だるまちゃんとてんぐちゃんが仲よく遊んでいたのはいいけれど、だるまちゃんは、てんぐちゃんの持ち物をことごとく羨み(まったく子 […]

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