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幸福な笑顔を世界に伝播 映画『ミニオン』とファレル・ウィリアムスの『Happy』

初めてファレル・ウィリアムスの『Happy』を見たのは、世界がテロの斬首動画に震撼していた頃。一方で恐怖、一方でHappyを唱える、地上の二つの真実について考察。決して溶け合うことのない対岸の価値観もハッピーな笑顔で変えられるのか。平和を願う声は空しいのか。それが聞こえなくなった時こそ世界滅亡のカウントダウンが始まるというコラム。

勝者が後進に道を譲る時 ヒーローの世代交代『カーズ 3』

人間は部品ではない。去る者、進む者、それぞれに敬意と想像力は必要だ。互いの焦りや苛立ち、侮蔑や野心をぶつけ合ったところで、お互いに後味の悪い思いをするだけだし、後進にとって何の手本にもならない。それよりも、人にはどうしても避けられない宿命があることを、老いも若きも理解し、互いに支え合う方がいい。

毒親にさよなら! 娘の自立を励ます映画『塔の上のラプンツェル』

塔に閉じ込められたラプンツェルは、外に出ることも、外の世界を知ることも禁じられます。母ゴーテルは「お前のため」と言い聞かせ、ラプンツェルを支配しようとします。そこに盗賊のフリンがやって来て、ラプンツェルはついに外の世界に飛び出し舞うが、「支配する毒親」と「支配される子」の葛藤と自立を描いた良作。画像と動画を添えて解説します。

料理も人生も味わって ピクサー映画『レミーのおいしいレストラン』

厳しい批評は、書く側にとっても、読む側にとっても楽しいものだ。料理人たちが命懸けで作った料理にも、批評家たちは厳しい審判を下す。だが、批評家も時には冒険をする。それは新しい才能が登場した時だ。誰もが偉大な芸術家になれるわけではないが、誰が偉大な芸術家になってもおかしくはない

ショスタコーヴィチ・ピアノ協奏曲とディズニーアニメの美しい融和

クラシックの名曲に共通して言えること──それは、「音楽的=絵画的」ということだ。 スラブを渡る風や、鐘に包まれた古い町並み、橋の上にたたずむ人の哀しい翳りが、まるで一枚の絵のように目の前に浮かぶ。 あの名曲を絵画にしたい──頭の中に広がる音のイメージを形にしたい──という思いは、きっと音楽が生まれた […]

WALL-E(ウォーリー)痛烈なる社会風刺と第二の創世記 ~でもロマンティックな傑作~

宇宙コロニーを舞台に、大量消費社会と機械化文明を風刺するロボットアニメの傑作。人々は皆肥大化し、完全自動化された町で、コンピュータに管理され、他人と顔を合わせることもなく、移動マシンに乗って暮らす彼らの姿は未来の人類を思わせる。エヴァを追いかけるウォーリーの行動は町に大混乱を引き起こすが・・

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