人生について

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La Mer ~世界は変わる。 変わると信じた人間が 変えるのだ

心の海が凪いでいる 目の前は 未だ黒い雲が垂れ込め 水面には陽も射さないけれど それを見つめる眼は 不思議なほど穏やか まるで心の海を映し出すように 風は荒ぶり 波は切り立つ それでも彼は水際に立ち 一人静かにつぶやくのだ 「世界中で この海を生かせるのは 私しかいない」 心の海が凪いでいる 目の前 […]

Fortuna -運命- 絶望と試練と

前回、『運命の女神は意地悪な顔でやって来て、勇者を試す』と書いた。 いつか本で読んだ。「人間に解けない問題は与えられない」と。 難問、難問、また難問…… それこそ血を吐くような思いで、これらの難問を解いてきた。 時には、投げたくなったこともあるし、天に唾して、世の中恨みまくったこともある。 それでも […]

かもめのジョナサンと群れを愛そう

先日、カフカの『審判』を読み始めたものの、途中で真綿で首を絞められるような息苦しさを感じ、挫折。(そもそもカフカの作品に幸福感を求めてはいけない)。 その代わりに選んだのが『かもめのジョナサン』だ。 かもめのジョナサンといえば、一人群れから離れ、『極限速度』を追い求める、元祖・意識高い系。 「一族の […]

『心も年をとるのでしょうか』#質問の答え

『心』と呼ぶものの中には、知見、理性、経験、達観、それら全て含むのかもしれません。 でも、どんどん頭で考えることの比重が高くなって、怪人のダジャレに素直に喜べた日は遠くなるばかりだし、感じたことより理屈の方が立つようになる。それこそ惰性の始まりではないかという気がしてなりません。 そして、来る日も来る日も、似たようなことばかり考え、物事を見つめ直すこともなく、経験に囚われるようになれば、心が老いたと言われても仕方ないでしょう。

善人には善人の運

医療や福祉の現場にいると、「なんで、こんなにいい人が、こんなに苦しまないといかんのかなー」と思うことがよくあります。 ほんと「善人の上に光り差さず、大欲、これ王の如し」で、病院でも婦長や院長にネジこんで要求する人が、他よりいい待遇をされて、この世はほんと、不条理の塊ですワ。 でもね、じーっといろいろ […]

美しい生命のSF叙情詩『ブレードランナー』あるレプリカントの死

『ブレードランナー』は「近未来SF」にカテゴライズされる作品だが、根底にあるのは人間や生命に対する問いかけであり、答えは見る人に委ねられる。すべては一編の詩のように流れ、明確な回答は一つとしてない。

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