2018/06/05 改訂版 「親を捨てよ 家を出よう」「大学には行った方がいいの?」「好きなことをして生きるは正解か」を追記

生の哲学

人は決意した瞬間が一番美しい ニーチェの『新たなる海へ』と『シルス・マーリア』

かなたへ――われは向かわんと欲する 今より頼るは この我と わがうで(伎倆)のみ 海原は眼前にひらけ その蒼茫の涯へと わがジェノアの船は乗り出す 大きな試練は大きな苦痛を伴うかもしれないが、それは選ばれた人間だけが背負うことのできる天命と思う。

人生は私を失望させはしなかった ニーチェ『悦ばしき知識』より

「人生は私を失望させはしなかった! それどころか、私には、歳を重ねるにつれて人生は一そう豊かな、一そう好ましい、いよいよ神秘に充ちたものに感じられる」人生の究極の目的は、幸せになったり、成功したり、『目に見えて優れる』ということではなく、自分が何の為に生き、何ゆえにこの人生があるのか、実感できることだと思う。

これが生だったのか 生きる悦びと自己肯定

人間がこの世で生きていく上で、一番辛く感じるのは『劣等感』ではないでしょうか。 周りを見回せば、社会的にも、能力的にも、自分より優れた人はたくさんいますし、容姿、財産、住まい、肩書き、アップロードした写真や「いいね」の数まで、比較すればきりがありません。 それは時に妬みや絶望となって心を蝕み、本来、 […]

土木と締め切り大堤防 水害から干拓地を守る

一つの土地、一つの技術に恋することは、時に人生まで変えてしまうものです。 私にとっては、オランダの干拓技術とアフシュライトダイク(締め切り大堤防)がそうでした。 本著の「あとがき」にも書いていますが、私がオランダの干拓技術とアフシュライトダイク を知ったのは、1995年頃、海洋都市のモデルを探して、 […]

想像力で深海に潜る 永遠の環~すべてのものは形を変えながら永遠に廻る~

「想像力で潜れ」というのは、海洋科学センター(現・JAMSTC)の理事であられた堀田宏先生が仰った言葉です。 出会いまでのいきさつは『後編』のあとがきにも詳しく書いていますが、それが最大の励ましであり、私自身の課題でもありました。何せ、見たこともない、触ったことさえない、有人潜水艇のコクピットの様子 […]

深海と有人潜水艇 海に広がる豊かな生命の世界

深海は、私たちのすぐ側にある、もう一つの宇宙です。 未来の技術といえば、宇宙開発ばかりが注目されますが、海のポテンシャルも計り知れないものがあります。 工業原料、波力発電、養殖、輸送、観光といった産業はもちろん、異常気象や地震、噴火など、自然現象を読み解く大きな鍵でもあります。 海を知ることは、今私 […]

治水と堤防管理 数千年に一度の水害に備えて ~ゲッセマネの祈り

自然災害に関しては、計算や予測ほど当てにならないものはないと思います。 机上の計算では許容範囲でも、実際に起こってみれば、予想をはるかに超える被害がもたらされることもあります。そもそも、高度なコンピューティングシステムを使って、精密な値が得られるようになったのも、ここ数十年ほどの話で、データ的には一 […]

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