SFアクション

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神は言葉なり 真理が世界を支配する『ザ・ウォーカー』

人間の本性が善でなければ――あるいは、欺瞞よりは誠実を、混沌よりは秩序を、尊ぶものではないとするなら、聖書もこれほど人と深く結びついたりしない。パウロが何を言い聞かせても、社会の隅々まで行き渡っても、一時のブームで過ぎ去り、イエスの言葉などとおの昔に忘れ去られていただろう。

ウィル・スミスのいない映画『インデペンデンス・デイ: リサージェント』&1996年版

クリントン大統領の時代、火星人型エイリアンの巨大円盤の襲撃から「20年後」を設定した『インデペンデンス・デイ:リサージェント(復活)』を観ました。 周囲の評判通り、特撮は凄いけれど、ストーリーはいまいち。 Amazonのレビューも散々で、完全に期待外れの続編になってしまいました。 完敗の理由は、『ヒ […]

悪い奴ほど、よく喋る

サスペンス映画のお決まりのパターンではあるが、さっさと殺ればいいのに、その前に喋ること、喋ること。「冥土の土産に聞かせてやろう。お前の恋人を殺したのは、このオレだ。お前は相棒のサムがやったと思っているようだが、あの時、車の中に居たのは、KGBの工作員で、サムじゃない。通行人に見せかけて、どーたら、こ […]

映画『マトリックス』が本当に伝えたいこと ~君は心の囚人 / What’s is MATRIX 英語で読み解く

仮想現実を舞台にしたサイバーアクションで知られるが、本質は心と世界の関わりをテーマにした哲学的な作品である。私たちが「自分」や「世界」と捉えているものは、自身の思い込みが作り出したイメージに過ぎず、心を解き放てば空を飛ぶことだってできる。You are the prisoner of you mind (君は君の心の囚人)なのだ

21世紀の正義と教育 ヒーローとは何か 映画『ローガン』

長期間、連載の続いたヒーローものをどう終わらせるかは案外難しい問題と思う。 梶原一騎の『愛と誠』みたいに、「終わったものは、終わったの! 続編もスピンアウトもあるかい!!」みたいに、本編の『完』で永遠に終わる作品もあれば、だらだらだらだら無駄な展開を繰り返し、とってつけたようなエピソードで収入を繋ぐ […]

1982年 時代で読み解く『ブレードランナー』と愛のテーマ

この作品が作られた『1982年』は、東西冷戦下、ロシアではなくソビエト連邦の時代である。 技術面では、インターネットもなければ、携帯電話もない(ガラケーさえ)、ようやく世界初のCDプレイヤーが登場し、TVはリモコンが普及して、「わぁ、すごい、チャンネルを変えるのにコタツから出る必要がないんだ」と喜んでいたようなレベルである。

上質な大人のラブロマンス ジェイソン・ステイサムの『ハミングバード』

ジェイソン・ステイサムって、アクションは上手いし、顔も上等だし、どこをとっても申し分のない、いい役者さんだな……とは思っていましたが、長い間、いまいち好きになれませんでした。 理由は、ジェイソン・ステイサムは、アクション映画に『薔薇とワイン』を持ち込むからです。 アクション映画というのは、零下10度 […]

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