2018/06/05 改訂版 「親を捨てよ 家を出よう」「大学には行った方がいいの?」「好きなことをして生きるは正解か」を追記

人と社会

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死刑制度をどう考えるか 映画『デッドマン・ウォーキング』

死刑囚の精神的アドバイザーを務めるシスター・ヘレンは、死刑宣告されたマシューと面会するうち、死刑が本当に解決策なのか疑問を抱くようになる。一方、我が子を殺された遺族は激しい憎悪をつのらせ、死刑にすべきとの態度を崩さない。死刑囚と遺族感情の間でヘレンは苦悩しながらも、最後までマシューに寄り添うことを決意する。

人は労働を通して社会的存在になる カール・マルクスの哲学

人間は労働を通して社会的存在になる。社会的存在とは、自分一人の世界の中ではなく、人々との交流の中に生きているということである。労働者革命の一大潮流を生み出したカール・マルクスの名言を紹介。今マルクスを読むべき理由や思想についてのコラムです。

『共産党宣言』労働の本質を理解し、自身も周りも幸せに 人と思想『マルクス』小牧治

マルクスの思想の真髄は労働者が資本主義社会における立ち位置を理解し、高い社会意識をもって仕事に取り組むこと。労働者が人として尊重され、各自の能力が社会に活かされる点にある。私たちは日常のささやかな改革を行うことで、自身も周りも幸福にすることができる。それが革命やイデオロギーよりも大切なマルクスの願いである。

『賃労働と資本』 自身の立場と権利を理解する 人と思想『マルクス』

生産システムの変革により労働者の救済を試みたマルクス。資本主義社会において、労働とは何か、賃金とは何かを、社会科学的に分析する。『すべてを疑え』の精神は現代の職場環境にも通じる。あなたは自分の労働が適正に報われていると思うだろうか。

人間が大事なのか、商品が大事なのか 人と思想『マルクス』小牧治

『人間の本質は、実践的・主体的にかかわりあう社会的人間である。だいじなことは、人間の社会的実践であり、現実を変革することである』労働者の不幸を救うには、社会の仕組みを変えるしかないと考えたマルクス。人間と商品、どちらが大事なのか。生産活動において搾取され、自己疎外されていく労働者の現状を解説。

共産主義思想が誕生した歴史的背景・産業革命と労働者 人と思想『マルクス』小牧治

世界を変える大潮流となったマルクスの共産主義思想はどのような経緯で誕生したのだろうか。人と思想を語る場合、まずは背景となる歴史を理解しなければならぬという小牧治氏の精神に従い、産業革命後、急速に近代化・工業化が始まった19世紀と、その弊害を目の当たりにしたマルクスの労働者救済の思いを紹介。

悪女 VS キャリアウーマン 事件の印象が証言を左右する 松本清張の『疑惑』

一台の車が埠頭から海に突っ込み、鬼塚球磨子は救助されるが、車内に取り残された夫の白河福太郎は死亡する。前科四犯の毒婦の先入観から、球磨子の犯行という前提の元に裁判が進むが、彼女の弁護を引き受けた佐原律子の鋭い推理により、思いがけない事実が明らかになる。桃井かおりと岩下志麻、二大女優が火花を散らす野村芳太郎監督の傑作。

プラハ『飢えの壁』 ~カレル4世とルイ16世

寒さで凍てついたベルサイユ宮殿の庭園を視察したルイ16世は「ちょうどよかった。パリから失業している男たちをあつめて、氷かきをやらせるといい。賃金をたっぷりはずんでな」と兵士たちに命じる。プラハではカレル4世が貧困に苦しむ庶民の為に必要のない巨大な壁を建設したといわれている。君主に必要な徳と社会の幸福に関するコラム。

無知は知の始まり オスカルさまと野菜スープ・貴族が貧者の現実を知る時

大貴族の令嬢に生まれ育ち、華やかなベルサイユ宮殿の世界しか知らないオスカルが、ロザリーの手引きで、初めてパリの貧しい庶民の暮らしを体験する場面。「分かったつもり」でも、何一つ理解していなかったことを思い知り、後のバスティーユ攻撃に繋がるエピソードです。ポーランドの病院の食事や施設を動画と写真で紹介。

マイノリティに未来はあるのか 映画『ザ・グレイテスト・ショーマン』

異形、有色人種、障がい者など、社会的マイノリティにスポットライトを当て、一流の仲間入りを目指すP・T・バーナム。ショーは大当たりし、ヴィクトリア女王に招待されるまでになるが、いつしか彼自身、家族や仲間を顧みないエゴイスティックな興行師になっていく。社会から疎外されるマイノリティが自らの誇りをかけて『これが私』と熱唱する場面が印象的

オスカルの怒り ~アウシュビッツとド・ゲメネ公爵~

空腹のあまりパンを盗んだ幼子を後ろから騙し討ちにしたド・ゲメネ公爵。その一部始終を見ていたオスカルは宮廷の晩餐会で「まだものの善悪もわからぬ子どもを背中からピストルでだましうちするような男がいっぱしに公爵だなどとは、かたはらいたい」と告発し、決闘を受けて立ちます。子供も犠牲になったアウシュビッツ収容所の写真や動画を紹介。

スティングの『Fragile』 世に悲しみの種はつきまじ

ことによるとこの最終的手段は暴力は何の解決にもならず 怒れる星の下に生まれた者たちはなす術がないという 人というものがどれほど脆い存在か。社会的なメッセージを発信し続けるスティングの人間哲学とシャープな感性が織りなす名曲。CDのライナーノーツの抜粋と日本語訳、オリジナル歌詞などを紹介。

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