ワープロ『一太郎』の校正機能を活用する

2017年2月13日

日本語ワープロ『一太郎』で非常に便利なのが校正機能。

自分で気を付けてチェックしているつもりでも、カギ括弧の種類が違っていたり(「 と 』)、助詞が抜けていたり、(迎えれた)、旧漢字や間違った漢字を使っていたり(顔と顏、総意と創意)、外来語の綴りが違っていたり(カラトリーとカトラリー)、いろんな不具合は生じるものです。

それを一分もかからず指摘してくれるのが、校正機能。

綴りの間違いや、表記ゆれも、一括で置換してくれるので大変便利です。

校正機能の設定と実行

ツール → 文書校正 → 文書校正の設定 を開きます。

設定したい項目にチェックを入れます。まずは「簡易校正」から始めましょう。「全部」を選択すると、精度がよすぎて収拾がつかなくなります。
設定もデフォルトのままで十分。慣れてきたら、自分仕様にカスタマイズして下さい。

「文書校正の実行」でチェックがスタートします。数百ページの文書でも一分とかかりません。

校正の種類

再確認が必要な箇所は文書内で色づけされます。

助詞の指摘。「幕開ける」→「幕が開ける」

表記ゆれ。「シャンペン」と「シャンパン」が入り交じっていたり、「プレゼンテーション」と「プレゼン」と異なる使い方が混じっていたり、「エクスビジョン」と「エキシビション」の間違いなどを指摘してくれます。

一括で修正したい場合は、「表記」の項目に統一したい語句を記入し、「置換」をクリック。

文書内のその他の箇所も、同じ語句で統一してくれます。

ツールパレットの「校正」でも、誤った箇所や理由を確認することができます。

たとえば、「ジーンズを履く」は、「穿く」が正解。

下のボックスに正しい語句を入力して、「置換」をクリックすれば、誤った箇所を一括で修正してくれます。

カギ括弧の違い。これも意外と誤入力することがあります。小さな文字で入力したり、解像度の低いモニターで編集している場合は要注意。

特に『』を多用する方は、「と』の組み合わせ違いに気をつけましょう。オプションで自動的にカギ括弧を対応させる設定にしていても、編集を繰り返すうちに間違うことがあります。

最初の校正では、外国人名、地名、固有名詞なども間違いとして認識されることが多いです。

その度にいちいち修正していたら大変なので、「辞書登録」をして、校正機能に記憶させます。

ピンク色でマークされている箇所は人名。

マークの上で右クリックして、「辞書登録」を選択。

必要な項目を適当に入力して、辞書登録してしまえば、以降、同じ語句が校正に引っかかることはありません。

似たような語句が何度も引っかかる場合は「以後無視」にすると、同様の箇所のマークがクリアされます。

よく校正する場合は、「前の校正マークにジャンプ」と「次の校正マークにジャンプ」をショートカットキーに割り付けておくと、キーボードだけでカーソル移動できるのて大変便利です。

他にも「表記ゆれ」「括弧」だけにフォーカスした校正機能もありますので、状況に応じて使い分けると管理が楽ですよ。

校正を分かりやすく

文書内の文字数が多いと、マークも数百から数千にのぼることがあります。

誤字脱字にフォーカスする場合は、文書校正 → マーク表示設定で、「誤字脱字」だけを選択すると、その箇所だけがマークされます。