ワープロ『一太郎』の便利なキー割付とメニュー

2017年2月13日

ジャストシステム『一太郎』を使いこなすポイントは、キー割付とメニュー登録を利用して、自分仕様のショートカットをどんどん増やすことです。

キー割付とメニュー登録は、ツール → 割付 と進みます。

割付するのは、ショートカット・キーでも、メニュー(もしくは、右クリック)でも、どちらでも構いません。

よく使用する側に合わせて、どんどん割付をカスタマイズしましょう。

一太郎にできて、WAORDにできないもの。それがメニューとキーの調教です。

割付について

キー割付は、いわゆるショートカット・キーです。

ファンクションキー、Ctrキー、AltやShiftの組み合わせなど、幅広いカスタマイズが可能です。

割付できる機能は、現バージョンのUIに表示されないものも含まれます。(たとえば、ロータスノーツとか、短文コンバータとか。それ何?みたいな機能が奥深くから出てきますので、試しに使ってみるのもいいかもしれせん)

右の「一覧」から、付加したい機能を選んで、好みのキーに割付するだけです。

メニューの割付も、ショートカットキーと全く同じです。

テキストを多用する場合は、右クリックで表示される「通常行(ショートカットメニュー)」「先範囲指定時(ショートカットメニュー)」をカスタマイズすると便利です。
デフォルトの状態だと、WEB検索とか、余計な機能がたくさんついているので。

ちなみに私が前に使っていた「通常行」のメニュー。

「先範囲指定時」(テキストを選択した時に右クリックで現れるメニュー)

便利な機能の一例

何が便利かは、それこそユーザーによりますので、あくまで一例としてご参照下さい。

画像では「メニュー割付」として表示していますが、キーへの割付も可能です。

画面スクロール

これは絶対的にやっておきたいキー割付。

マウスを使わなくても、キーだけで画面をスクロールすることができます。

縦書き文書を作るなら、左スクロール、右スクロールを覚えやすいキーに割り付けましょう。(もしくは、行頭方向スクロール、行末方向スクロール)

「カーソル移動・スクロール」から設定できます。

他に、「前編集位置ジャンプ」(一つ前に編集していた場所に戻る)、前・次の見出し、前・次校正マークジャンプ、なども設定しておくと便利です。

再変換

文書の作成中、誤って、「構想」を「高層」と入力してしまった場合、入力し直すのも面倒なので、『再変換』を利用します。

ファンクションキーなどに割り付けておくと、すぐに使えて便利です。

「ツール・オプション」→「再変換」で設定します。

表示倍率

一時的に、画面の表示を大きくしたり、小さくしたり、ショートカットで割り付けておくと便利です。

誤って、旧漢字を入力したり、カギ括弧の種類を間違えたり、ルビを確認したり、マウスでいちいち倍率変更していたら邪魔くさいので。

Ctrl + と Ctrl – あたりに割り付けると覚えやすいですよ。

範囲先指定

まとまった文章の切り取りやコピーをする際、いちいちCtrキーを押しながら、画面をスクロールしていたら面倒ですよね。ちょっとした弾みで選択が解除されることもありますし。

そんな時は、「範囲先指定」の機能を使って、段落ごと、ページごとに選択できるようにすると便利です。

使い方は、選択範囲の「始点」と「終点」を指定するだけ。数十ページに及ぶ選択でも、難なく指定できますので、大変便利です。

編集段階で、しょっちゅう切り貼りする場合は、メニューやキーに割り付けておくと、機能を呼び出す手間が省けます。

「編集」→「範囲先指定」から選択します。

文書の切替

一つのウィンドウに複数の文書を呼び出して作業する際、いちいちマウスで目当ての文書をクリックするのは邪魔くさいですよね。

「ウィンドウ」→「次文書」もしくは「前文書」をショートカットキーに割り付けると、キーボードだけで簡単に文書を切り替えることができます。

ファイルから貼り付け

文書を分割して保存・整理している人に必須の機能です。

たとえば、一つの文書を複数のシートに分割し、それぞれ別ファイルとして保存 → その後、それぞれのファイルを呼び出して、再び一つに統合したい場合、何十ページものテキストを「すべて選択」→「コピー」→「貼り付け」していたら、文字が落ちる危険性もありますね。

そんな場合、「ファイルから貼り付け」を利用すると、コピー&ペーストをしなくても、、ファイルの内容がダイレクトに貼り付けられるので、非常に便利で、安全です。

「編集」→「ファイルから貼り付け」で設定します。

Kindle保存

いよいよ電子書籍の作成の段階に入ると、テストの為に、頻回にmobi形式のファイルを出力すると思います。
いちいちメニューを辿っていたら面倒なので、一発で呼び出せるよう、判りやすい場所に配置します。

「ファイル・印刷」から設定します。他に、PDF保存、ePub保存などもあります。

その他、設定しておくと便利なもの

一太郎 2017 から、小説用のファンクションキーが使えるようになり、ルビ、傍線、リーダーなど、ショートカットキーで一発入力できるようになりましたが、他にもフォーカスして割り付けた方がいい機能もたくさんありますので、参考までに。

「書式(文字)」

・文字色
・縦中横作成
・ふりがな一単語の設定/変更(ルビ)
・傍点(もしくは小説用傍点)

「書式(段落)」

・段落属性 / 解除
・注釈行設定

「スタイル」

・大見出し / 中見出し / 小見出し / 本文(オートブック)と段落スタイル解除
 数字キーと組み合わせて割り付けると、覚えやすいです(Ctrl+ 1 =大見出し)
 見出しレベルの切替がワンタッチでできます。

・他文書の書式に合わせる

文書スタイルを登録するのもいいですが、最初にテスト用の文書を作って、それを『マスター』としてキープします。
次に新規作成する時も、テスト用と同じスタイルにしたい場合、「他文書の書式に合わせる」をクリックすると、そのまんまスタイルが適用されます。
いちいちスタイルの「登録」や「呼出」するのも面倒だし、どれがどれか分からなくなってくるので。

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MicrosoftのWORDを持っていれば、特別優待版をインストールできます。ATOKももれなくついてきます。
きれいな日本語の文書を作りたければ、WORDよりはマシです。

写真の赤いマウスは、スーパープレミアムのオリジナルです。ロジテック製。